第112話/波動球VSスカッドサーブ



伝説の「あくなきこだわり」から一年。いよいよ感動のオリジナルエピソード・鳳宍編のお披露目です。
……すごかった。
また今回も恐ろしいほどの破壊力だった。
鳳宍ファンが全国でのたうち回っている様がまざまざと想像できます。
何がアニプリスタッフをここまで突き動かすのか是非知りたい。



OP前はやる気の桃からスタート。(しかし本編では隣の試合に喰われていた…(哀)。)



河村VS鳳の試合に駆け付けたのは青学サイドからは大石、乾、海堂。乾海は対戦した相手が気になる様子。
乾の後ろで木陰に佇む海堂がとってもラブリーvv
氷帝からは当然のように宍戸です。
審判は不二。←ここもラブ。
長太郎のサーブで試合開始。自慢のスカッドがたった三球で返されちゃったりしましたが(←どーなの…)試合はおおむね長太郎ペース。
燃えてるタカさんも長太郎もどっちも可愛いなあ…。
でも試合を見守る海堂はもっと可愛い…。(正直)



一方の桃城VS向日はあっという間に岳人が1ゲーム先取。
菊丸のアドバイスは擬音を駆使した挙句締めは
ダッて飛ぶんだよ!」
無理(即答)。
そりゃあ桃城は良く飛ぶ方ですけどね。っていうか戦術的に、飛べばあのアクロバティックに対抗できるのだろうか…。
腑甲斐ない桃城に舎弟発言をかました菊丸に「いつから先輩の舎弟に?」と気に入らない様子のリョーマが微笑ましい。いたる所で今回はラブい。
絶好調の岳人を眩しそうに見つめる(逆光…?)忍足。「調子ええみたいやな」
ええ、ここぞとばかりに飛んでます。飛びすぎです。
こちらの審判は日吉でした。姿はほとんど見えなかったけれど…。



今日の波動球の演出カッコイイ!打つ瞬間とか凄く良い。
そんなタカさんにも互角以上に渡り合う長太郎に宍戸は自慢げ。飼い主気分なのかしら…。



菊丸ホントにうるさい…(苦笑)。
桃に負けてほしくないというより岳人に負けたくないんじゃ…?(笑)。
岳人はあの試合以来甘さを見つめ直して成長したようですが、やっぱり飛ぶことはやめられない。←アイデンティティですから。



乾・海堂との対戦時の情報から長太郎のミスを誘う作戦に出たもののコントロールばっちりな長太郎。
「やりましたよ宍戸さん!」と真っ先に飼い主にご報告。満足そうにうなずく宍戸。
そろそろ空気がピンクになってきたような…。
長太郎の進化に思わず海堂も前に乗り出してきます。
乾の隣に!自分から!
くっ、コートの外も桃色か…!!
憎い演出だよ本当に。



さーてここから
今日のメインイベント、長太郎特訓編です。
廃ビルで向き合う二人。
「ホントに良いんですか?」(長太郎)
「ああ」(宍戸)
……なんだか色々と違うシチュエーションが脳裏を過るような台詞ですね。(応用例:どちらかの自室のベッドの上で向かい合って正座しながら)
廃ビルを選んだ理由は崩れた壁の穴を狙わせてコントロールをつけさせるためだったんですね。
二人の雰囲気からして宍戸がこの場所を見つけてきたっぽいですが、そういうのを
鴨が葱背負って来るって言うんですよ?
外で光る屋上の赤いライトがいかがわしさを助長しています。
夜を徹しての特訓の甲斐あってついに穴を抜けさせることに成功。
生粋のノーコン(失礼)が一晩で?とか野暮なことを言っちゃあいけません。
全ては愛ですから。
「やったな長太郎!」なんて言いながら愛しい人が駆け寄ってきて肩を抱いてくれるんですよ?奇跡だって起きるってもんです。
その後走り去る宍戸がね、浜辺か花畑で追い掛けっこしてるみたいな風情でね…(ハハ、捕まえてみろよ、長太郎!)、なんだかキラキラしてませんでした?長太郎ビジョン?
そしてこの二人を煽る様に流れるこの微かに聞こえる旋律は…Brandnew Days?くっそう青学だってまだキャラソンをアレンジしてBGMに使われたことなんてないのに!(多分…)と思ったら、原曲そのまんまでした☆
見つめ合う二人の後ろで流れる二人の歌声……。
♪きーみとはしったきせつは〜いーつまーでもいーろあせない〜♪
恥ずかしい!!!
なんだよこのバカップルは!!!
どうせ乾海はデュエット曲なんてねえよ!
それどころか最近は歌ですらねえんだよ!(ヤブヘビ)
いやいや、過去最大級に衝撃的な選曲でした。これはもう伝説だよ。
そら朝日も眩しいわ…。



「相当練習を積みやがったな」
……愛のな。
海堂を見つめる乾の目が優しいvv(胸キュン)
精度を上げたスカッドに踏み込み方を変えて対応しようとするタカさん。
リターンされて(おいおい…)「ぼやぼやするな!」とハニーの檄が飛びます。
両者譲らぬ展開に遂に奥の手ダッシュ波動球。
その威力に
長太郎のクロスが宙に舞います。
〜〜〜〜〜!!!(大爆笑)。
まるで壮絶かつ劇的な最期を迎えたようなこの演出。←別に死んでない。
やってくれたよ、スタッフ…。
もしかしてこれはアニメで出来なかった海堂のバンダナはらり(VS葵)の代わりだったりして。
そんな副産物を生み出したダッシュ波動球は見事に決まったものの腕への負担は見て取れるほど。ここでたまらず大石がドクターストップ。
駆け寄る不二が可憐で、そしてそれ以上にその後の言葉に胸を打たれました。
ここが最後じゃない。
そうだよタカさん!氷帝戦の時みたいに無茶をして“タカさん以外のみんな”で全国に行っても仕方がないんだよ。本当の“みんな”じゃないとね。
タカさんの肩に置かれた不二の手にホロッとしました。



岳人もスタミナ不足を克服していたようで飛ばしまくり。否、飛びまくり。
一向にテンションが下がりません。
そのうち降りてこなくなるんじゃないかと心配です。
空からの視界は貴重なカットだと思いました。普通のテニスの試合じゃ見られません。
桃城も小技を効かせてアクロバティック攻略を狙います。
弾まないスーパーグレイト桃城スペシャル!
…桃城並みのパワーを身に付けた不二は忍足のガットを切っていたので岳人のラケットを弾くくらいはしようよ(笑)。
ま、パワー以外の成長を描きたかったんだよね。
試合終了後、桃が岳人をコマしています。
忍足!ぼやぼやしてると寝取られまっせ!(今回忍足の眼鏡が光って格好をつける度、あれは伊達眼鏡なんだ…と思うとかなり笑えました。)
「向日さんを倒せば無敵」とか何とか言われてあっさり機嫌が直る岳人が可愛い(笑)。



そんな桃城のネーミングセンスにハモって「「激ダサ」」のバカップル。
宍戸さんのことならお見通しです!と言わんばかりの長太郎の笑顔は最強だと思います。ごちそうさま。



あれ、今回跡部が地味でしたね。ほとんど出てきませんでしたよ。
あのバカップルな空気に耐えられなかったのかしら。



今回の鳳宍を見て、鳳宍の凄い所はストレートで恥ずかしげのない所だなあ、と。
あくなきこだわりも凄かったけれど、あっちは海堂が控えめ慎ましやかさんだし乾も遠回しな言い方を選びがち。そんなもどかしい空気から醸し出される空気がたまらんのですがね。
今日も二人で寄り添ってくれて満足です。
でも今回の軍配はもちろん鳳宍です。あれにゃあ勝てねーな勝てねーよ。



提供画は眠る宍戸に落書きイタズラ忍岳でチョタびっくり。(意味不明)
宍戸がぐっすり寝ているということは当然宍戸の部屋なんだけど、当たり前の様にバスローブのチョタが帰ってくる辺り…。
いや、もしかして二年部屋をスルーしてわざと来た可能性も(笑)。
「あれ、スイマセン、間違えました。あ、宍戸さん、明日のことなんですけど…」←ちゃっかり上がり込む。
(そしてそのままなだれ込むわけだな…)
さあ果たして忍岳は宍戸と同じ部屋なのか?(結局結果は同じような気がするが)
その前にあの落書きじゃあ甘い雰囲気は作れそうにないけれど…長太郎は若いからね…。
…見えない所にジロが寝てたりして(笑)。
あとなんか後ろの方に変な絵が掛かってましたね。
案内された部屋に
同級生のあんな絵がかかってたらすごく嫌。



次回は海堂VSジロ(私的アイドルが共演!!)とリョーマVS跡部。
「イイ子で待ってたか?」やら「俺は強い、そして美しい!」やら全開ですね、跡部様。
ツッコミすら入れずスルーするリョーマの冷たさが素敵です。キャーもっとやって!!(笑)。



それにしても今週は作画がめちゃめちゃ良かった。
え、作画監督、キャラデザの人自らだっ、た…?
!!滅多にないことなんだよ?(二回目くらい?)
なんて羨ましい!
乾海ツーショットもとんでもなく美麗だったし…。(夢心地)
来週もこのクオリティでよろしく!