Genius185/対立海モード



ヤツが、ヤツが遂に、脱いだ…!!
そんなに対立海モードの練習はハードで暑かったのかい?
むしろ上に着てるレギュジャの方が暑苦しいぞ。
別に乾がハーフパンツでも私はあまり気にならないのですが、原作では頑なに乾にジャージを穿かせていたのでまさか脱ぐ日が来るとは思わなかった…。

ところで乾さん、4時間走らせるのはどうかと思います。
走って行けば、のところのこの禍々しいアングルはリョーマ視点なのね。
っていうかすっかり乾の基準は海堂なんだ?みたいな。
人間の走る距離じゃない、とのことですが、そうよ、あの子はもはや天使かフェアリーかという域だもの。
羽根で軽々とね、というのはさすがに冗談ですが。あの子の努力をそんな風に言ってはいけないですよね、反省します。
黙々と大地を駆ける海堂がいつも何を考えながら走っているのかが気になります。練習メニューのことも考えているとしたら端々に乾の影がちらつきそうで嬉しいのですが。
海堂と言えば、「…う」の彼は一体どこにいるのかしら。
噂話にくしゃみをするような感じでどこか離れた所で悪寒を感じているのか、それとも会話が聞こえる範囲にいるのか。
乾と練習していたけどガットの切れたリョーマの様子を乾が見に行ってそっちをチラチラ気にしているとか駄目ですか。
「お待たせ、海堂」
「先輩…また汁作ったんスか」
「ああ、飲んでみるかい?」
「遠慮します(即答)」
「23.8km×2」
「?」
「人間の走る距離じゃないってさ」
「…」
「今のメニュー、キツイ?」
「…別に。走るのは嫌いじゃない。…それに、……アンタが考えたんだから間違いはねえだろ」
「海堂…」
強制終了。
で、地図はいつ用意したの?(汁もな)。



大石部長代理…
決して無理をするなよー!
誰が追い討ちを掛けているのか分かっていますか?
思えば今は亡き(死んでないから)手塚のグラウンド100周なんて可愛いものだったんだなあ。
大石が乾に協力的になるとこんなに恐ろしい事になると誰が考えただろうか。



桃とタカさんのラリーが見ていて非常に微笑ましい。
つい先程までの光景から比べるとなんて心洗われる練習風景なんだろうと思います。



なあんだ、たまらんダブルスは固定じゃないのかあ。
怖いもの見たさで楽しみにしてたのになあ。
これが不二の練習メニュー?というような命を危険に晒す疑問は心に秘めておくことにします。



え、ここ神奈川…?
乾はどこまで走らせたのかと思いました。実際どこなんだろう。
赤也達が東京に来てるだけなのかな。また柿ノ木中と練習試合?
色黒スキンヘッドの彼はどうやら日本人らしい。
ここでのやり取りを見た限りでは三年生かなあ。いやでもテメェって呼び方は同級生ぽい。
「相変わらず言うねえ、赤也」みたいな関係でしょうか。
そして赤也とリョーマは似ているな、と今回思いました。
似ているというか生意気さ加減が良い勝負というか。
きっとこの二人の対戦は背筋の凍る怖さだと思う。
「本当のテニス」が出来る選手が立海に何人いるのかは知りませんが、いつ寝首をかかれるか分からない立海テニス部事情も早く見てみたい。
決勝戦開始が楽しみです。

「俺にも本当のテニスって奴教えてくんない?」の構図が特別編の「俺にもテニス教えてくんない?」と対になっているのがまた何とも憎いです。
コノミンはこれが描きたかったんだなあ…。