Genius197/絶望




あっという間に3ゲーム。
手塚クラス二人相手に二年生が早くも接戦だったらテニプリが終わりそうなので良い展開だと思います。
やっぱこうでなくちゃあ!



ブン太絶好調でまたしても妙技炸裂。
ここまで見てるとボレーの天才というよりは妙技の天才。
今回のブン太は台詞に引きずられたのか(笑)、顔が男前です。
ああ、それなのに…
「ただしキッチリ返すぜ…」と格好良くキメたと思ったら「ジャッカルが!」というこのオチ。
アンタ達攻守ハッキリし過ぎ!(笑)。
良いなあブン太、要領が良いっていうか濡れ衣着せるの上手そうだなあ(不穏)。
ブン太と赤也が揃って駄々をこねだしたら、親父(真田)の拳骨か薄幸部長の悲しそうな微笑み以外では止められないような気がします。
そして大体の場合において貧乏くじを引かされる要領の悪い子はもちろんジャッカル。
部長の穴埋めで忙しい真田とそれを助ける柳に頼まれた子守りを、紳士と詐欺師辺りに押し付けられてはあの二人に振り回されてること確実ですよ(実例/リョーマvs赤也の草試合)。
ブン太からのご指名の後の二人のやり取りが面白過ぎる…。
外見が突飛な割に
中身が常識人っていうのは苦労人の宿命よね…。ほら、ある意味大石とか海堂とか…。
期待を裏切らない、いや期待以上のキャラクターで非常に楽しいですよ、立海。



で、挑発通りにブーメランスネイク。
桃城の忠告なんて聞きやしません(もともと聞く気もないと思われ…)。
カンペキ頭に血が昇ってますね。
海堂が高い体力ゲージを生かしてひたすら走って拾って粘る戦法というかフィーリングで試合をしている部分があるのに比べて、桃城はくせ者の評判通り最中にいろいろ考えているのが対照的で面白いです。
って、え、あれ、この92%とか言っちゃってる人は柳ですか!?
ということは乾vs柳のシングルスは混じりっけなしの純データ対決ってことですか!?
達人(マスター)って言うから柳は技のスペシャリスト系だとばかり…。ああ、予想外…。
話が逸れました。
ジャッカルもブーメランスネイク、いやポール回しで迎撃で海堂大ショック。
王者は大抵の技は会得済みってことなんでしょうが、どうしよう、この先真田が三人になったりしたら…!(震)。
ここのアップ、カッコよく描いてもらえて良かったねジャッカル!(笑)。



そして乾海愛のメモリーが発動です。
最後の海堂の意味深な口許のアップが気になるんですが…!!
ここの回想はブーメランを打つときではなく打ち返されるときに挿入されているので、つまるところ
俺と先輩が二人で作り上げたブーメランがそう易々と他の奴に打てるわけがねえ、とそういうことが言いたいわけですよね?そうですよね、コノミ先生?
一人でがむしゃらに足掻くだけでは未完成だったこの技を完成まで導いて自分を支えてくれた存在として、乾が海堂の中で特別な位置にいることが改めて判って非常に嬉しいです。
もちろん桃城もリョーマも手塚もまた別なポジションで特別なんだとは思いますが、乾のポジションはまた少し違った位置、強いて言えばテニスだけをフィールドにしない位置、にあるような気がするのです。
え、夢見過ぎ?だってこれが乾海の醍醐味なんだよぅ。
あ、でもですね、乾が海堂のブーメラン完成に協力してくれたということを描きたいのだったら
このプロポーズのコマは特に入れる必要はなかったのではないだろうか(笑)。
その後の「実践を通して〜」「レベルアップの為に利用してみたら〜」を入れるんだったら話は別ですが。
海堂が乾について思い出すとき最も衝撃的だった出来事だったからつい思い出しちゃったのかな?
可愛いなあもう!



来週からは
D2と同時に水面下でデータ対決が勃発するのでしょうか。
「海堂、同じコートには立っていなくても俺も一緒に戦ってるんだよ…」
とかそんな感じでしたら大・歓・迎!来週も楽しみです!