Genius203/菊丸の誓い
黄金馴れ初め編でした。
作者がペアとして描くことに一番愛情を注いでいる二人の馴れ初めですよ。萌えずにいられますか!!
では順を追って。
コート上の詐欺師はコートの外でも詐欺師なのでしょうか。(素朴な疑問)
乾さん、その辺の無駄なデータですら取れなかったの?
やっぱりボールは顔面に当っちゃってたんですね。め、目が無事で良かったっ…!
この後ろに倒れたカット…菊丸の鼓動の方が止んでそうで…うう…。そりゃ大石も絶叫だよ…。
ページをめくると救急車に担架。
…棄権負け?嘘でしょ!?復活するなり今度は菊丸が怪我で退場だなんて、コノミン!!
本当にこの辺りでかなり平静を欠きましたよ私…。
柳生は紳士らしく担架に乗せられる菊丸の横に座り込んで様子を見ていますが、一方の仁王は見下ろしたまま「残念…無念…また……来週」
「また」の後の……がいろいろ含んでそうでくそう鬼畜め!
そりゃ温和な大石だってキレるさ。あの大石が「キサマ」呼ばわりした挙句に胸ぐらを掴んでいるのを見るとなんとも遣る瀬ない。
すっかり頭に血が上った大石をよそに担架で運ばれる菊丸が助けを求めるのもやっぱり大石。
そして脳裏を過る黄金結成秘話=馴れ初め。
ちっちゃい菊丸の髪が短くてああ男の子!って感じがします。
菊丸のようなタイプが初対面のときから大石を気に入るとは思えないので(笑)、この展開は良いですねえ。
菊丸にしてやられても悪気も何もなく素で相手を褒められる大石が素敵。こういうタイプってある意味最強だと思います(笑)。
「君ダブルスはやらないの?」
こっこれは遠回しなお誘い(プロポーズ)だと思って良いんですか?
そうか、大石から言い出したことだったんだね。
ってことはこの頃から既に大石は「自分はダブルス向きだ」と思っていたのかしら。
しかし乾海もそうでしたが旦那達は二人とも最初は断られてたんだ(爆笑)。
「何だよソレ?」に「断る」ですよ、容赦ねぇ〜(大笑)。
結局負けたのは菊丸の方で、今のは練習と言い張ってますが、本当にいますよねこういう子。特に男子に。
菊丸の袖の余った学生服といい、小学校から上がったばかりな感じが良く出ていていい感じ。
で、壁打ちをする大石を菊丸が見つける見開きは乾海のプロポーズに相当する重要場面なんですね、コノミ先生!(乾海的視点)
つまり裏を返せばあの黄金ペアの結成秘話に使うほどの見開きを試合以外で使う意味があの乾海プロポーズにはあったと!(他にも探せばありそうだけど無視)
ああ、ここで菊丸は大石に惚れたんだねえ…って大石はいつ菊丸を見初めたんでしょう。
「組んでやるよ!」
この言い方がまた菊丸らしくて流石です。
コンテナに引っ張り上げる光景を見ると二人ともあどけなくて、そしてすごく対等な感じ。
まだまだ大石も頼りないけど、これからどんどん大きくなるのかと思うと…良いなあ(しみじみ)。
そんな思い出から改めて闘志がみなぎり菊丸復活!!
あの逆立ちは救急隊員達の間で後々までの語り草になることでしょう。
大菊祭りのはずが随所に乾海が出て来てスイマセン(コニスパパ生きてて良かった!←漫画違う)
出て来たついでに語ると、位置が変わってなくて良かった。(超重要)
「大事には至りませんが〜」とふきだしに隠れた部分では二人の指先はきっとそっと触れ合っているんですね…。
今回の感想を一言で述べると、ああ…原作者には適わねえや。
本当に二人らしいやり取りの末にこの黄金ペアが生まれていて微笑ましい気持ちでいっぱいです。
来週は仁王に一発かましてやってください!(ボールを、じゃないですよ?)
そして紳士も頑張ってください!(笑)。
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